潜在意識に刷り込まれた私たちの欠乏感や不安の正体は社会の洗脳
今、落合陽一さんの「日本再興戦略」を読んでいます。
面白いんでおすすめします。
この本の冒頭部分に興味深い話が出てきたんです。
西洋的な幸福感は押し付けられたものなのに、今の日本人はメディアの基準に照らし合わせて「とにかく幸せでないといけない」と信じ込むようになってしまいました。・・・・・・・・(中略)・・・・日本人はいつのまにか「幸せ依存症」になってしまったのです。
※本書45ページより引用
これ、とっても大事な話だと思いました。
商品を売るために基本テレビもネットの中も全部メディアは広告宣伝であふれています。広告宣伝費があるからメディアを無料で活用できるって面もあるのですけど。
とにかく、リアルな社会も街の中は広告・宣伝であふれているし、
ネットの世界も広告宣伝であふれているし、
全てが「人にモノを買わせる仕掛け」であり仕組まれているんですよ。
「流行っている」と報道されれば「私も買わなきゃ!」って気持ち煽られますよね。
あと、これを持っていればステイタスになるみたいな宣伝広告も多いので
承認欲求とか刺激されちゃいますよね。
本当は「今現在必要なモノは全部自分は持っているんですよ」
だって生活できてるんだから。
住む場所があって、食事できて、ゆっくり眠れる布団があるんですもの。
でもここで満足されちゃうと経済回らないし、モノを買ってほしいので
一歩外に出れば「欲しいモノがたくさんあって」広告見てると
「どうして私に買えないの?」「あの商品をてにいれなきゃ!」ってなっちゃう。
仕組まれているから。
仕掛けられているから。
でもいい商品作って、いい商品が流通して、経済が活発になって
お金が流通するのは日本の景気が良くなるんで悪いことじゃないんですよ。
ただ、充分必要なものを持っているのに
今の自分の「充分幸せ」が見えにくなっているんです。
社会の仕組みでね。
しかも広告や宣伝の影響で、
他人と比べる思考も強くなっています。
持ってる人と持っていない人では「持っている人が上」みたいな意識が
もう無意識に刷り込まれてますよ。
落合さんの本のあるように
ただただ自然体でいれば「自分が幸せかどうか?」なんて気にすることないくらい
満たされているのに「幸せって何?」「幸せにならないと」って幸せに
追われちゃっている人にとってはもう既に「幸せ」が恐怖なんですよね(^^;)
まずは世の中のいろいろな仕掛けを知るといいですよ。
わかってくると逆に見てて勉強になるし面白いです。
そして「自分には住む家、食事ができて、寝る布団があるんだ!」って
幸せを大事に毎日満喫してから 幸せ足していきましょうよ。
今充分 プラスの状態って気が付きましょうよ。
多くの人が今は理想に対して大きくマイナスの状態って勘違いしてますから。