【人生戦略・人間関係】人を許すことで怒り・憎しみの感情から解放される
前回の続きになります。
前回の話をまだ読んでいないなら是非読んでから今日の話に
進んでくださいね(^^)
↓
では今日はどうやって
相手に対する憎しみ、怒り、恨みといった湧いてくる感情を
自分から追い出すのか?
その点についてお話します。
①相手を許す
「相手を許す」といっても口で言うのは簡単ですが
心の問題で湧いてくる感情の問題なので難しいですよね。
ただ前回もお話しましたが
あなたが相手に対してどんなに相手の理不尽さに怒っても恨んでも
相手に苦しみも天罰も与えられません。
それどころかあなたの世界が怒りや恨みに満たされ苦痛になるばかりです。
結局、相手のことを考える分あなたが損してしまいます。
そしてこれもお伝えしました。
- 人はあなたが思うほど成熟した存在ではない
- 人は欲望が原動力で動く
- 人はだれもが不安と恐怖を抱えていて常に闘っている
3つ目は昨日書いてはいませんが今まで何度かお伝えしていることです。
人は心に余裕がないと相手のことを考えられません。
相手の抱えている不安や恐怖や欲望が強いほど
相手は「自分の事しか考えられない」のです。
こういったことがわかってくると相手への理解の気持ちが持てるはずです。
相手を許せた時、あなたの心はふたたび「安定」します。
相手を許すことで自分の中のマイナスの感情を手離せるのです。
ただ、極悪非道なことをされて
どうしても相手を許したくない!
簡単に相手を許せないという場合は次の②を参考にいてください。
②許せない自分を許す
とにかくあなたの中で感情がマグマのようになっていて
相手への怒りと「怒りや憎しみの感情にのみこまれたくない」という感情が
入り乱れて・・もう「なんかすべてが嫌!」・・・。
そんな時は「相手を許せない自分を許す」この言葉を
心の中で繰り返して、紙に書いて言葉を視覚化し手を動かすことで
脳により強い刺激となるので潜在意識に「許す」という言葉が刻まれます。
そうすることで相手に向かっていた気持ちや感情が
全て自分に向きます。
「相手を許せない自分を許す」とあなたが自分をそのまま受け入れた時
あなた自身があなたを癒しはじめます。
何度も言いますが、
あなたはあなたの人生に集中しなくてはいけません。
常に自分のケアが最優先でいいのです。
③許すのに相手の反省は必要ない
②で自分の癒しができたら①の相手を許すに挑戦してください。
「許す」という行為も結局はあなたがコントロールできるあなたの感情なのです。
相手の反省も
相手の謝罪も
相手の後悔も
相手の苦痛も
必要ないのです。
「許す」というのは全部あなた自身の為なのです。
あなたの怒りの裏にはあなたが受けた悲しみがあるはずです。
その悲しみはあなたの中で別の他者に対する優しさに変えられます。
あなたが知った痛みは今度は同じ痛みを負った誰かの救いになります。
「悪い経験ではなかった」と思えたらもう「許せている」状態ですよ。
相手がどんなにあなたを悲しませようとも
あなたはあなたの人生を悲しみで満たすことは無いのです!
そんな相手影響で今後のすべてを「悲しみや怒り」を抱えて過ごすなんて
あなたはそんな愚かな選択はしない人です。
つづく。