潜在意識と顕在意識の不協和音がストレスを生む
潜在意識=無意識の判断と顕在意識の不協和音がストレスを生む。
私たちの生きる目的は本能的に実にシンプルで
「生きること&次の世代に命を繋ぐこと」
どんな生き物も本能のプログラムでこうなっている。
「生きている」「生き続けている」ことが最優先事項としてプログラムされている。
そんな受け継がれた命の最先端にいる我々は本能で組み込まれた生きる目的以外に新しい目的を見つけ出した。
「幸せに生きること」
人生の目的はこれだけシンプルでいい。
シンプルな方がわかりやすいから。
ここで問題になってくるのは潜在意識・無意識にはこの本能の目的のプログラムを
最優先するようにできている。
「幸せに生きる」という進化した我々の生きる目的はとてもクリエイティブなことで
潜在意識・無意識にオートで「幸せに生きる」思考・決断するように新たに自分でプログラムをインストールしなくてはいけない。
もう少し詳しく見ていきましょう!
潜在意識・無意識が最優先すること
- 生きること
- 危険を回避すること
- 危害から自分を守ること
これです。オートで働く無意識は常に命と安全を守るためにオートであなたを守っています。
潜在意識の大事な役割は「安全に生きること」なのです。
とってもシンプル。シンプルだからこそとっさに判断がくだせます。
ここで重要なことは、進化や遺伝の命のリレーを通して授けられた本能のプログラムには「オートでポジティブなモノをつくり出す」という目的は組み込まれていないということ。
顕在意識は「幸せに生きる」ことを考える
潜在意識がオートで「安全に生きる」ために24時間働いてくれている間に
顕在意識は進化した我々の生きる目的「幸せに生きる」ために思考します。
人の欲求というのは突き詰めていくと「自分自身の成長や進化」を望んでいます。
肉体が成長したら次は心の成長や能力の進化を欲するようになります。
私はこの人の欲とは素晴らしい成長促進剤だと思っています(^^)
「幸せに生きる」の幸せを想像するとき、
多くの人が成長した自分、進化した自分、何者かになった自分をイメージするのは
「幸せ」=「満足」=成長欲が満たされた状態だから当然ですね。
幸せ=自分の可能性を膨らませ進化した姿
をイメージするのってとてもクリエイティブなことです。
成長・進化=変化していくこと
ここに意識の不協和音が起こる原因があります。
変化を嫌う潜在意識と変化を望む顕在意識
ここで2つの意識に不協和音が生まれます。
常に人が葛藤しストレスを抱える原因です。
潜在意識は「安全・安定」している状態を「保つ」ことを選択したい。
顕在意識は「成長・進化」するために「変化」することを選択したい。
ここで2つの意思が反発し合うことで不協和音が生まれ大きなストレスになります。
ただ、この2つの意識が戦った場合100万倍の強さの潜在意識が勝つのに
勝った意識で納得できないのには理由があります。
私たちの生きる現代は超高速で外側環境が変化しています。
情報化社会になりそのスピードは増すばかりです。
なので本能的に感じ取っているのです。
「このままではいけない」ことを。
変化を怖れない「潜在意識」にバージョンアップしよう!
これはなんでも無鉄砲に挑戦して進化していこうというではありません。
「安全に生きる」「危険から身を守る」も大事ですから。
だから潜在意識にある不安・恐怖を説得できる潜在意識が信頼できる自分を
潜在意識に覚えさせましょう。
何かあっても「私がこう思っているなら大丈夫!」って自分自身にGOサインが自然と出せる状態。
【やるべきこと】
- 自分自身に向き合って常に本音で生きる
- 自分を誰よりも大事に扱う
- 自分との約束を守る
- 小さな成功体験を積み重ねていく
すごい当たり前なんですけど
潜在意識だろうが他人だろうが「信頼」を得る方法は同じです。
『敬意をもって誠実に向き合って実績で証明する』
特に「小さな成功体験を積み重ねる」は説得力ありますよね。
ここでポイント!
過去の成功体験を思い出すっていうのも効果的です。
関連しまして自分の内側を愛で満たされている状態にするために
今、特定の恋人がいなくても
過去の恋愛での幸せな時間を思い出すのも有効なんですよ(^^)
潜在意識は特に時間のしばりないんです。
まーだから野生時代のプログラムで命守ってくれてるんですけどね(^^;)
つづく